RedBull、翼と根性をください。

身体は富山県に、心はフロリダ州に。色々書きます。

【21-22】闘将ジミー・バトラーを振り返る【HEATCulture】

牛丼でございます。

いい機会だし、少し落ち着いたし、存在を忘れてたブログを更新したいと思います。Twitterでいくつも分けるのめんどくさいしね。

Media Day


ジミーが属する2021-2022シーズンのマイアミ・ヒートイースタンカンファレンス、レギュラーシーズン東一位でPOに進出。

プレーオフイースタンカンファレンスファイナルで姿を消しました。

バブルでの疲労が残った20-21シーズンのPOは当年のチャンピオン、ミルウォーキー・バックス相手に嘘のようにボロ負けスイープ。

(疲れてたから負けたなんて本人は絶対言わないけど、リバウンド・アシストはキャリアハイ、スティール王も初獲得しました)



再びファイナルのコートに立つ為、チャンピオンリングを手に入れる為、勝負のシーズンとなりましたね。

今シーズンから長年履き続けたジョーダン・ブランドから慕うウェイドの契約するリーニン・ブランドにシューズを変更したジミー。

慣れていないシューズで全力を出すには早かったか、レギュラシーズンではしょっちゅう足首を怪我。

また休養で57/82の出場にとどまります。

オールNBAチームもオールディフェンシブチームもいらない。個人賞もいらない。オールスターなんて正直出たくない。

NBAは興行だってことを忘れてるのだろうかこの男。

オールスターに選出されるも1本シュート決めたらもうコートに戻ってこなかった男

でもそんなジミーを受け入れて、「ジミーはヒート生え抜きじゃん」「ヒートカルチャーの体現者」とちやほやしてくれるマイアミ・ヒートのファンにとって、文句なしの興行大成功と呼べるのは、そう、優勝です。

ジミーのやり方はNBAで最も熱いファンのニーズに合っているのかもしれない。

それでもPERは23.6で全選手中11位フォワード枠では上にヤニス・レブロン・デュラントだけで4位

デローザン・テイタム・シアカムよりは貢献度は高かったんだけどね。チーム成績もあるから一概には言えんけど。

2021-22 NBA Player Stats: Advanced | Basketball-Reference.com

でもオールNBAってそういうのじゃないって割り切ってるからワシは気にしない。

無事是名馬教に入信してるし。

まぁ主要スタッツだけで測れない良さがジミーにはあるってこった。

オフボールでチャカチャカ動いてるジミーの鬱陶しさときたら相手からすると半端ないよね。

それでも成長して文句なしの6MOTYを獲得したヒーロー、ドラフト外から脅威の躍進を遂げたストゥールス、ビンセント、ケイレブなどなどのおかげでイースタン・カンファレンス一位通過。

本当にみんな頼もしかった。

彼は来たるプレーオフに備えてシーズン中は力を蓄えていました。

さて勝負のプレーオフ、バブル以来の我らが闘将ジミー・バトラーでした。


MP PTS FG% 3PT% FT% TRB AST STL BLK
REG 33.9 21.4 .480 .233 .870 5.9 5.5 1.6 0.5
PO 37.0 27.4 .506 .338 .841 7.4 4.6 2.1 0.6

2021-22 NBA Player Stats: Advanced | Basketball-Reference.com

FGAが14.5→19.3と自らゴールにアタックする回数が増え、アシスト以外は軒並み数字を伸ばしています。

3PTに関してはなに?レギュラーシーズンわざと外してた?ルーキーシーズンの.182を除くとキャリアワーストの数字。

今までも上手いとは言い切れないもののここまでド下手じゃなかったのになぁと思って見てたらプレーオフに入ると入れてやんの。

レギュラーシーズンでは一度もなかった40PTSオーバーの試合を4回達成しています。それだけ優勝に向けて力を温存していました。全てをプレーオフで爆発させるために。



でも敵わなかった強敵BOS。

レギュラーシーズン後半から尻上がりに調子を上げ、KD率いるBKN・ヤニス率いるMILを突破し勢い良くCFまでやってきた。まさに主人公チーム。

悔しいけど、最高に良いチーム。

正直このまま優勝してほしいと思えるチーム。激闘をありがとう。

試合を終え笑顔で称え合う両エース。清々しい幕引きです。

膝を負傷し途中離脱・調子の上がらないGame3-5を経て、負けたら終わりのGame6、45分57秒の出場でプレーオフキャリアハイ47PTS・9REB・8AST・4STL獅子奮迅の活躍でチームを勝利に導いた。

中1日ホームに戻ってのGame7はなんとフル出場35PTS。

怪我を言い訳にせず、リーダーとしてエースとしてコートに立ち続けたジミーは一番カッコイイ。



次こそチャンピオンリングを手にして笑顔のジミーが見たいよ。

怪我をしっかり治して、来季も元気な姿を見せてください。おしまい。




Twitterやってるからよかったらフォローしてね
牛丼 (@JB_BB3321) | Twitter